以下の2点についてお知らせがあります。

1 当院でのコロナウイルス対策
2 2020年10月からのワクチン接種期間の変更

1 コロナウイルスに対して
当院ではコロナウイルス対策として以下の体制をとっています。

・従来より感染者と非感染者を分けて診療するための隔離スペースが4つあります。
 隔離スペースでは発熱、嘔吐、下痢、発疹などの患者さんを診療しております。
 感染する病気とそうでない病気の患者さんを分けて診察しています。
・密を防ぐための来院患者さんの数の制限。
 申し訳ありませんが、戸外、またはご自分の車の中でお待ちいただくことがあります。
・アルコール、次亜塩素酸などによる清拭、消毒
・コロナウイルスやインフルエンザウイルスを殺菌するエアコン使用。
・必要に応じて医師、看護師、事務員などもフェイスマスク、ガウン、手袋などを着用させていただきます。
・周囲にコロナウイルス感染者がいる場合、または濃厚接触者となった場合、現時点では本院での検査および診察が難しいので、あらかじめ電話でご連絡をください。

2 2020年10月1日からのワクチン接種期間の変更
ある期間をおいて異なるワクチンを接種する場合、あける間隔について変更があります。

・従来は不活化ワクチン接種後、1週間たたないと次のワクチンを接種することができませんでした。10月1日からは1週間空ける必要はありません。翌日でもできるようになります。
従来は生ワクチンを接種すると28日間空けないと別のワクチンを接種することはできませんでした。実は生ワクチンは2種類あります。注射と飲み薬です。10月1日以降、『注射の生ワクチン』を接種したときでも次に行うワクチンが不活化ワクチン、もしくはロタウイルスワクチンである場合は28日間あけなくてもできるようになりました。ただし、次の接種するワクチンが『注射の生ワクチン』である場合は28日間あけてください。飲み薬であるロタウイルスワクチンをのんだ場合であれば翌日以降、別のワクチン(『注射の生ワクチン』を含めて)を行うことができるようになります。
ややっこしいですね。一口で言うと28日以上空ける必要は以下の場合です。
異なる『注射の生ワクチン』を続けて行うときは28日以上空けてください。』
・同じワクチンの接種間隔は従来通りです。
・西東京市ではBCG(これも注射の生ワクチン』です)は集団接種です。今までBCGを接種した日には別の医療機関で別のワクチンを接種することはできませんでしたが、10月1以降は可能になります(同時接種とみなされる)。
ここでワクチンの種類を整理しておきましょうね。

*不活化ワクチン
 ヒブ、肺炎球菌、B型肝炎、四種混合、二種混合、日本脳炎、ポリオ、子宮頸がん
*生ワクチン
 注射での生ワクチン: MR(はしか、風疹)、水痘、おたふく、BCG
 飲む生ワクチン: ロタウイルス(ロタリックス、ロタテック)
1歳未満の生ワクチンはBCGのみです。

ワクチンはご両親から子供への『健康のプレゼント』です。
私たち医療スタッフも皆様にワクチンのことでアドバイスし、リードさせていだだきたいと思っています。大切な子供たちにワクチンの接種漏れがないようにみんなで頑張りましょう。

わからないことはご遠慮なく、お尋ねください。

皆様、どうぞご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
新コロやインフルエンザにめげたり、負けたりしてはいけません。みんなで協力して防いでいきましょう。子どもたちは強いのです。エイエイオー! エイエイオー!